会社社長のヒミツ

私は五年前にそれまでの会社を退職し、新しい事業を立ち上げました。
事業は数年で軌道に乗り、現在では以前とは比べ物にならない収入で、安定した生活を送っています。
取引先も増えたので、この不況にあっても新卒の社員を積極的に採用するようにしています。
とはいえ、中小企業に違いはありませんから、狭い社内で横の繋がりを大事にしようと、社員達には気さくに接してきました。
そんな社員達も、私の裏の顔については一切、知りません。
これまで友人にも秘密にしてきた裏の顔とは、私の特殊な性癖に関係しています。
私はまだ中学生の頃に、自分がMであると気付きました。
身体を傷つけるような自慰を何度もして、SM雑誌をこっそり買ったりもしましたが、年齢を重ねるにつけ、それだけでは満たされなくなります。
社会人になってから、私は出会い系サイトでSの女性を探し、彼女達とプレイを楽しむということを覚えました。
そんな出会い系サイトも、近頃は好みの女性を検索して探すことが出来るので、とてもありがたいですね。
Sの女性と出会えたら、後はどこまで行為を楽しめるのか、プレイの内容を相談しあって会うだけです。
お互いに初対面の相手ですから、遠慮することなく行為に没頭できます。
男性に対して、本当に嗜虐心を持つ女性との行為は、心から解放されます。
もちろん相互に加減はしますが、それは過剰な暴力に至らないというだけのことで、ののしられ、叩かれ、踏まれていると、自分の立場や責任といったものが、すうっと抜けていくんです。
地位もお金も手にしましたが、私が本当に満たされるのは、S女性との行為の時間だけでした。
ところが先日、どこから知られたのか、社員達が私のSM趣味について噂しているのを耳にしてしまいました。
表向きは普段と変わらず接してくれようとしているのですが、飲み会などに誘っても、特に女性には断られることが多くなりました。
ですが、それが全く寂しくないんです。
社員達は、私の秘密を知っていて、陰で私を蔑む材料にしている。
これが、とても気持ちの良い立場だという事に気付いてしまったんです。
今までは、たまにSMプレイを楽しむ時にしか感じられなかった「虐められている」気分を会社でも味わえるんですから。
今度、試しに自分から何かしらの証拠を流出させようかと考えてます。

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2011年9月6日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:体験談

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